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オフセット・クレジット(J-VER)制度 FAQ

  • 方法論に関するFAQは こちらをご参照ください。

1.制度全般

2.方法論

3.妥当性確認

4.登録

5.モニタリング

6.検証

7.認証

8.発行

9.登録簿

1.制度全般

[1-1]オフセット・クレジット(J-VER)制度とは何ですか?

カーボン・オフセットに用いられることを主眼に、国内における温室効果ガス排出削減・吸収量をオフセット・クレジット(J-VER)として認証・発行する制度で、平成20年11月より環境省が運営しています。対象となる方法論に即した削減・吸収プロジェクトについて、計画段階での妥当性確認、実施段階での排出削減量等のモニタリング、第三者検証を経てオフセット・クレジット認証委員会が認証を行う、ISOに準拠した制度です。

[1-2]どのようなプロジェクトなら申請できますか?

オフセット・クレジット(J-VER)制度では、本制度にて促進支援すべき排出削減・吸収プロジェクトの種類を予め特定し、ポジティブリスト及び適格性基準として公表することになっています。したがって、実施しようとしているプロジェクトがポジティブリストに掲載され、適格性基準を満たしていることが確認できれば本制度に参加することができます。
方法論につきましては、2.Q1をご参照ください。また、現在対象となっていないプロジェクトにつきましても、随時ご提案を受け付けております。ご提案の方法は、2.Q2をご参照ください。

[1-3]オフセット・クレジット(J-VER)の発行対象期間を教えてください。

京都議定書の第一約束期間に合わせた期間設定がされており、オフセット・クレジット(J-VER)の発行対象期間は2008年4月1日~2013年3月31日となっております。

[1-4]2008年4月以前に開始されたプロジェクトもオフセット・クレジット(J-VER)制度の対象となりますか?

2008年4月1日以前に始められたプロジェクト(Early Actions)についても、オフセット・クレジット(J-VER)制度によるクレジット収益が無ければプロジェクトの継続が困難であることが認められる場合には対象プロジェクトとなります。ただし、当該プロジェクトの方法論が公開された日から1年後までにプロジェクト計画開始届が提出されたものに限定されます(方法論にて別途定めるものは除く)。

[1-5]2008年4月1日以前に開始されたプロジェクトの場合、2008年4月1日以前の排出削減・吸収量も認証されますか?

クレジットの発行対象期間は、2008年4月1日から2013年の3月31日までの排出削減・吸収量です。よって、2008年4月1日以前の排出削減・吸収量は認証されません。

[1-6]複数の事業者が共同で申請することはできますか?

複数の事業者が共同で実施することが可能です。プロジェクトの参加者には、プロジェクト代表事業者、プロジェクト事業者(排出削減・吸収実施事業者)その他の参加者があります。

[1-7]オフセット・クレジット(J-VER)制度の流れとスケジュールを教えてください。

オフセット・クレジット(J-VER)制度の登録・認証の流れは、
オフセット・クレジット(J-VER)制度における手続きについてをご覧ください。
スケジュールについては、こちらをご覧ください。

[1-8]手数料はいくらですか?

オフセット・クレジット(J-VER)の登録・認証・発行等制度参加に関わる手数料はございません。しかし、登録および認証に必要不可欠な第三者機関による妥当性確認および検証費用が必要となります。妥当性確認費用、検証費用につきましては、各機関に個別にお問い合わせください。妥当性確認機関・検証機関は、こちらのページでご確認いただけます。

2.方法論

[2-1]方法論とは何ですか。

方法論とは、各プロジェクト種類において排出削減・吸収量を算定するための算定式と、その算定式に用いられる各種パラメータ等をモニタリングする方法を定めたものです。
プロジェクト事業者は、方法論に従って算定・モニタリングを行うことが求められます。現在登録されている方法論については、こちらのページでご確認いただけます。

[2-2]方法論に掲載されていないプロジェクトを実施したい場合、どのようにすればよいですか。

方法論の提案を行ってください。詳しくは
オフセット・クレジット(J-VER)制度における手続きについてをご覧ください。
また、提案にあたっては、こちらの提案書をご利用ください。

[2-3]本制度ではエネルギー起源CO2以外の温室効果ガスも対象になりますか?

本制度では、エネルギー起源CO2に限らず、京都議定書に定める6種類の温室効果ガス(CO2、CH4、N2O、HFCs、PFCs、SF6)を対象としています。

3.妥当性確認

[3-1]妥当性確認とは何ですか?

妥当性確認とは、実施しようとしているプロジェクトが、対象の方法論の適格性基準を満たしているか、オフセット・クレジット(J-VER)制度の要求事項を満たしているかを、プロジェクト計画書やモニタリング計画書等から確認することを言います。

[3-2]どういう機関が妥当性確認を行うのでしょうか?

オフセット・クレジット(J-VER)制度実施規則においては、「原則として、ISO14065に基づいて認定を受けた妥当性確認機関又はその認定申請を行っている妥当性確認機関が行う」と規定されていますが、ISO140065認定事業が本格化するまでの移行措置として、以下のいずれかの要件を満たす機関を暫定的な妥当性確認機関としています。

  • 我が国におけるIAFMLAメンバーにより各方法論に合致した認定分野に対するJISQ14064-2妥当性確認機関に対応するJISQ14065 認定事業が開始されてから6カ月以降は、我が国におけるIAFMLAメンバーによる、JISQ14064-2に対応するJISQ14065認定事業による申請が受理されている機関
  • 我が国におけるIAFMLAメンバーにより各方法論に合致した認定分野に対するJISQ14064-2妥当性確認機関に対応するJISQ14065認定事業が開始されていない場合、または、認定事業が開始されてから6カ月までの間は、当該認定分野に関しては、気候変動枠組条約における指定運営組織(DOE)又は認定独立組織(AIE)として登録され(当該機関の日本法人を含む)、JISQ14065認定取得の意思を有し、すべての妥当性確認の活動に法的責任を負うことができると認められる機関(法人又は法人の一部)。 妥当性確認機関および検証機関は、こちらのページでご確認いただけます。
[3-3]妥当性確認費用はいくらですか?

妥当性確認費用は、プロジェクトの内容や規模、妥当性確認機関によって異なりますので、個別の妥当性確認機関にお問い合わせください。
妥当性確認機関は、こちらのページでご確認いただけます。

4.登録

[4-1]プロジェクトの登録とは何ですか?

申請されたプロジェクトが、ポジティブリストや適格性基準等に準拠していることを確認し、本制度上のプロジェクトとして登録することを指します。なお、プロジェクトの登録は、オフセット・クレジット(J-VER)の発行を保証するものではありません。

[4-2]誰がどのように登録の可否を決定するのですか?

環境省が設置するオフセット・クレジット(J-VER)認証委員会が登録の可否を決定します。

5.モニタリング

[5-1]モニタリングとは誰がどんなことをするのですか。

モニタリングとは、プロジェクト計画書とともに登録を受けたモニタリングプランに従い、温室効果ガス排出削減量・吸収量の定量化に必要なデータや情報を入手又は計測することです。プロジェクト事業者は、モニタリングの結果をふまえて、温室効果ガス排出削減量・吸収量を算定し、モニタリング報告書を作成する必要があります。

[5-2]モニタリング結果は毎年まとめる必要があるのでしょうか?(報告頻度)

プロジェクト事業者は、プロジェクト事業者自身がオフセット・クレジット(J-VER)の発行を希望する対象期間に応じて、モニタリング・算定対象期間を任意で決定することができ、当該期間のモニタリング結果をモニタリング報告書に記載します。よって必ずしも毎年まとめる必要はありません。
ただし、同じモニタリング・算定対象期間の排出削減量に対して、複数回オフセット・クレジット(J-VER)の発行を申請することはできません。

6.検証

[6-1]検証とは何ですか?

検証とは、モニタリング報告書に記載された温室効果ガス排出削減・吸収量等の情報が、オフセット・クレジット(J-VER)制度実施規則、モニタリング方法ガイドライン等のルールに従い適正に作成されているかどうかについて、第三者機関が、関連する証拠を客観的に収集・評価し、その結果を検証報告書によって報告することを指します。

[6-2]どういう機関が検証を行うのでしょうか?

オフセット・クレジット(J-VER)制度実施規則では、「原則として、ISO14065に基づいて認定を受けた検証機関又はその認定申請を行っている検証機関が行う」と規定しています。なお、ISO140065認定事業が本格化するまでの移行措置として、以下のいずれかの要件を満たす機関を暫定的な検証機関としています。

  • 我が国におけるIAFMLAメンバーにより各方法論に合致した認定分野に対するJISQ14064-2妥当性確認機関に対応するJISQ14065認定事業が開始されてから6カ月以降は、我が国におけるIAFMLAメンバーによる、JISQ14064-2に対応するJISQ14065認定事業による申請が受理されている機関
  • 我が国におけるIAFMLAメンバーにより各方法論に合致した認定分野に対するJISQ14064-2妥当性確認機関に対応するJISQ14065認定事業が開始されていない場合、または、認定事業が開始されてから6カ月までの間は、当該認定分野に関しては、気候変動枠組条約における指定運営組織(DOE)又は認定独立組織(AIE)として登録され(当該機関の日本法人を含む)、JISQ14065認定取得の意思を有し、すべての妥当性確認の活動に法的責任を負うことができると認められる機関(法人又は法人の一部)。

妥当性確認機関および検証機関は、こちらのページでご確認いただけます。
なお、妥当性確認機関と検証機関は同一の機関であっても別の機関であっても構いません。

[6-2]検証費用はいくらですか?

検証費用は、プロジェクトの内容や規模、検証機関によって異なりますので、個別の検証機関にお問い合わせください。
検証機関は、こちらのページでご確認いただけます。

7.認証

[7-1]認証とは何ですか?

登録されたプロジェクトによる温室効果ガスの排出削減・吸収量について、検証報告書及びモニタリング報告書に基づき審議し、当該排出削減・吸収量を認めることです。

[7-2]認証は誰が行うのですか?

環境省が設置するオフセット・クレジット(J-VER)認証委員会が、検証機関より提出された検証報告書及びモニタリング報告書に基づき、当該プロジェクトから生じる温室効果ガス排出削減・吸収量について認証を行います。

8.発行

[8-1]発行とは何ですか?

プロジェクト事業者の発行依頼書に基づき、認証された排出削減・吸収量を市場に流通可能なクレジット(オフセット・クレジット(J-VER))としてJ-VER登録簿の口座上に発行することです。当該クレジットは、他の企業等に売却することができます。

[8-2]オフセット・クレジット(J-VER)は誰が発行するのですか。

環境省が設置するオフセット・クレジット(J-VER)認証委員会が発行します。

[8-3]オフセット・クレジット(J-VER)は誰が買うのですか?制度側で買い取ってもらえるのですか?

温室効果ガスの排出を相殺(カーボン・オフセット)したい企業等が購入することになります。制度管理者は、オフセット・クレジット(J-VER)の発行や、オフセット・クレジット(J-VER)の保有、移転及び無効化するための各種口座を含む登録簿の管理は行いますが、クレジットの買い取りは行いません。
お取引につきましては、J-COFホームページ内 オフセット・クレジット(J-VER)市場の動向とお取引をご参照ください。

[8-4]オフセット・クレジット(J-VER)の価格はどのくらいですか?

オフセット・クレジット(J-VER)の価格は、需給バランスやプロジェクト種類等によって異なるため、一概ではありません。オフセット・クレジット(J-VER)プロジェクト事業者やカーボン・オフセットプロバイダーにお問い合わせください。
また、J-COFホームページ内 オフセット・クレジット(J-VER)市場の動向とお取引において、市場の動向や購入希望価格・販売希望価格のアンケート結果を公表しておりますので、ご参照ください。

[8-5]発行されたオフセット・クレジット(J-VER)は誰が管理するのですか。

環境省が、発行されるオフセット・クレジット(J-VER)を参加者が保有、移転及び無効化するための登録簿(各種口座等を含む)を作成し管理します。

[8-6]一度プロジェクトから発行されたクレジットに使用期限(有効期限)はありますか。

オフセット・クレジット(J-VER)制度の下で発行されたクレジットの使用期限(有効期限)は2021年3月31日となります。
なお、2021年4月1日以降は使用期限(有効期限)が切れることから、移転や無効化等はできません。

9.登録簿

[9-1]オフセット・クレジット登録簿の口座開設の際、事業者に求められる資格・条件等はありますか?

オフセット・クレジット登録簿の口座を開設いただく際には、口座開設申請書他書類が必要となり、必要書類のご提出が必須となります。詳細につきましては、こちらのページをご参照ください。
なお、オフセット・クレジット(J-VER)でカーボン・オフセットを実施する場合、必ずしも自らがJ-VER登録簿に口座を開設し、オフセット・クレジット(J-VER)を保有する必要はありません。例えば、オフセット・クレジット(J-VER)を所有しているオフセット・プロバイダー等の事業者に、カーボン・オフセット実施に関する手続きを委託することも可能です。詳しい内容はオフセット・プロバイダー等に直接お問い合わせください。なお、あんしんプロバイダー制度に参加されているオフセット・プロバイダーの一覧は、こちらのページをご確認ください。

[9-2]オフセット・クレジット(J-VER)の口座開設、移転、無効化等にかかる日数は?

制度事務局が申請書の内容に不備が無いことを確認次第、手続を開始いたします。各種申請手続に関する処理期間の目安は5営業日(但し、口座開設の申請は10~20営業日)です。なお、本期間はあくまで標準的な処理期間の目安を示したものであり、申請の繁忙期、閑散期により変わります。

[9-3]オフセット・クレジット(J-VER)で自社の温室効果ガス排出を相殺する場合、オフセット・クレジット(J-VER)の口座を開設する必要がありますか。

必ずしも必要ではありません。例えば、オフセット・クレジット(J-VER)を所有しているオフセット・プロバイダー等の事業者が、温室効果ガス排出事業者の代わりに無効化処理することが可能です。詳しい内容はオフセット・プロバイダー等に直接お問い合わせください。なお、あんしんプロバイダー制度に参加されているオフセット・プロバイダーの一覧は、こちらのページをご確認ください。